ナチュラルな風合いで、インテリアやハンドメイドの素材として人気の麻布。麻布を100均で手軽に購入できたら嬉しいですよね。しかし、いざ探してみると「どこに売ってるのだろう?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ダイソーやセリアといった100円ショップで麻布が手に入るのか、またホームセンターの商品とどう違うのかを詳しく解説します。
ダイソーの麻布の売り場はどこか、おしゃれな100均の布が豊富なセリアの品揃え、さらにドライフラワーに100均の麻布を合わせる素敵な活用法まで、あなたの疑問にすべてお答えします。
- 100均各店での麻布の取り扱い状況
- ダイソーやセリアの具体的な売り場
- 100均の麻布を使った活用アイデア
- 購入時に知っておきたい注意点
100均の麻ぬのを探す!取り扱い店舗と売り場
- そもそも麻布はどこに売ってる?
- ダイソーの麻布の種類と特徴
- ダイソーの麻の布の売り場はどこ?
- セリアでも麻布は購入できる?
- おしゃれな100均の布はセリアが人気
- ホームセンターと100均の麻布の違い
そもそも麻布はどこに売ってる?

麻布を手に入れたいと考えたとき、まず思い浮かぶのは手芸用品店かもしれません。実際、専門的な手芸店では様々な種類や厚みの麻布が、必要な分だけ計り売りで購入できます。
また、意外な場所としてホームセンターでも取り扱いがあります。DIY資材や園芸用品のコーナーで、より大きなサイズや厚手のものが販売されていることがあります。
そして、近年では私たちの身近な存在である100円ショップでも麻布を見つけることが可能です。手芸コーナーやインテリア雑貨、時にはキッチン用品のコーナーに置かれていることもあります。手軽に少量から試せるため、ハンドメイド初心者の方や、ちょっとした小物作りに利用したい方にとっては、非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。
ダイソーの麻布の種類と特徴

ダイソーでは、「麻の布」や「ジュートクロス」といった商品名で麻布が販売されています。これらは手芸用のカットクロスとして提供されていることが多く、小物作りに適したサイズ感なのが特徴です。
多くの場合、大きさは約30cmから50cm四方で、天然素材である麻100%のものや、綿と麻のハーフリネンなどが見られます。素材の特性上、ナチュラルで素朴な風合いを持っており、ざっくりとした織り目がインテリアやハンドメイド作品に温かみを加えてくれます。
ただし、100円ショップの商品は店舗によって品揃えが大きく異なるため、全てのダイソーで同じ麻布が手に入るとは限りません。複数の店舗を巡ることで、探している質感の布に出会える可能性が高まります。
ダイソーの麻布の売り場はどこ?

ダイソーで麻布を探す際、まず向かうべきは手芸用品のコーナーです。カットクロスやはぎれがまとめられている棚に、他の布類と一緒に陳列されていることがほとんどです。
しかし、もし手芸コーナーで見つからなくても、諦めるのはまだ早いかもしれません。一部の店舗では、キッチン用品のコーナーに「ふきん」や「テーブルクロス」として麻素材の布が置かれているケースがあります。これらは手芸用として販売されているわけではありませんが、素材としては同じ麻布なので、工夫次第でハンドメイドに活用することが可能です。
このように、ダイソーでは複数の売り場に麻布が置かれている可能性があるため、店内を広く探してみることをお勧めします。見つからない場合は、店員の方に尋ねてみるのも一つの方法です。
セリアでも麻布は購入できる?

ダイソーだけでなく、セリアでも麻布は販売されています。「リネン カットクロス」といった商品名で、手芸コーナーで見つけることができます。
セリアの麻布も、ダイソーと同様に約30cm×35cmといった小物作りに使いやすいサイズで提供されているのが一般的です。素材は綿100%のものや、麻を含む混紡生地など、商品によって異なります。
セリアの製品は、デザイン性に富んだおしゃれな柄物が多いことで知られていますが、麻布に関してもナチュラルテイストのシンプルなものから、少し風合いの異なるものまで、店舗によって様々な種類が扱われています。ダイソーとはまた違った雰囲気の布が見つかることもあるため、両方の店舗をチェックしてみるのが良いでしょう。
おしゃれな100均の布はセリアが人気

前述の通り、100円ショップの中でも、特にセリアはデザイン性の高い布製品で人気を集めています。ウィリアム・モリスのデザインをあしらった「マスターピースコレクション」や、北欧風の柄、可愛らしいキャラクターものなど、多種多様なカットクロスが揃っているのが魅力です。
このようなおしゃれな布の中に、麻布(リネンカットクロス)もラインナップされています。100均の布はセリアをチェックするというハンドメイド好きの方も多く、他のデザインクロスと麻布を組み合わせて作品を作るのも楽しいでしょう。
ただし、人気の柄はすぐに品薄になることもあります。また、商品の入れ替わりも早いため、気に入った布を見つけたらその場で購入しておくことをお勧めします。
ホームセンターと100均の麻布の違い

麻布はホームセンターでも購入できますが、100円ショップのものとはいくつかの違いがあります。どちらが良いというわけではなく、用途によって使い分けるのが賢い選択です。
主な違いを以下の表にまとめました。
比較項目 | 100円ショップの麻布 | ホームセンターの麻布 |
価格 | 110円(税込)で手軽 | メートル単位での販売が多く、総額は高めになる傾向 |
サイズ | 約30cm~50cm四方のカットクロスが主流 | ロール状で販売されており、必要な大きさを購入可能 |
品質・種類 | 小物作りに十分な品質。種類は店舗の在庫次第 | 厚手、薄手、目の粗さなど、種類が豊富で専門的 |
入手しやすさ | 全国に店舗が多く、気軽に立ち寄れる | 専門店よりは身近だが、100均ほど店舗数は多くない |
このように、テーブルクロスのような大きなものを作りたい場合や、特定の厚み・質感の布が必要な場合はホームセンターが適しています。一方で、ポーチや鉢カバーといった小さな小物を作りたい、あるいは試しに麻布で何か作ってみたいという場合には、100円ショップの麻布が最適と言えます。
100均の麻ぬのを使った活用アイデアと注意点
- ドライフラワーには100均の麻布が最適
- 麻布で作るナチュラルな鉢カバー
- ハンドメイドのミニバッグや小物作り
- ハンドメイド品の販売はできる?
- 100均の麻ぬので暮らしを豊かに
ドライフラワーには100均の麻布が最適

ドライフラワーを束ねて壁に飾る「スワッグ」は、お部屋の雰囲気をぐっとおしゃれにしてくれる人気のインテリアです。このスワッグの根元を束ねる素材として、100円ショップの麻布は非常に適しています。
その理由は、麻布の持つ素朴でナチュラルな風合いが、ドライフラワーの自然な美しさと見事に調和するためです。麻布を無造作に巻き付けるだけで、簡単にカフェのような素敵な雰囲気を演出できます。
また、100円ショップのカットクロスはサイズが小さめなので、スワッグのような小さなものに使うには無駄がなく、コストを抑えられる点も魅力です。季節ごとにドライフラワーと麻布の色合いを変えて楽しむのも良いでしょう。
麻布で作るナチュラルな鉢カバー

観葉植物を購入した際に入っているプラスチック製の鉢は、そのままだと少し味気なく感じることがあります。そんなとき、100円ショップの麻布を使えば、簡単にナチュラルな鉢カバーを手作りできます。
作り方は非常にシンプルです。
- 麻布を鉢のサイズに合わせて長方形にカットします。
- カットした布を半分に折り、両端を縫い合わせるだけで袋状になります。
- 縫い目は、毛糸用のとじ針などを使い、あえてザクザクと粗く縫うと、ハンドメイド感が出て可愛らしく仕上がります。
この袋に鉢を入れるだけで、お部屋のナチュラル感がぐんとアップします。鉢のサイズに合わせて作れるのが手作りの良い点です。上の部分を少し折り返して高さを調整するのもおすすめです。
ハンドメイドのミニバッグや小物作り

100円ショップの麻布は、ミニバッグやポーチ、ブックカバーといった様々な小物作りにも活用できます。麻のしっかりとした生地は、日常使いの小物に適しています。
もし、生地の強度が少し心配な場合は、カットクロスのコーナーで一緒に販売されていることが多い「接着芯」を裏に貼ることで、布にハリが出てしっかりとした仕上がりになります。ブロード生地などの薄手の布と組み合わせて、内布を付けるのも良い方法です。
取っ手には革のテープや麻ひもを編んだものを使うと、より本格的な雰囲気の作品が作れます。ナンバークリップやレース、ボタンなどで飾り付けをすれば、世界に一つだけのオリジナル小物が完成します。
ハンドメイド品の販売はできる?

100円ショップの麻布を使って作ったハンドメイド品を、フリマサイトなどで販売したいと考える方もいるかもしれません。しかし、これには注意が必要です。
まず、100円ショップの店舗によって、商用利用に関する見解が異なります。
- セリア: 生地メーカーの知的財産権を考慮し、原則として商用利用を認めていません。
- ダイソー: 個人の範囲での商用利用(フリマサイトでの販売など)は認めていますが、発生したトラブルには一切関知しないというスタンスです。
さらに、店舗が許可していても、布のデザイン自体に著作権が存在する場合があります。特に、ディズニーやサンリオなどのキャラクターがデザインされた生地は、個人で楽しむ目的でのみ使用が許可されており、製品化して販売することは法律で禁止されています。
トラブルを避けるためにも、販売目的で作品を作る場合は、100円ショップの布の使用は慎重に判断することが大切です。自分用や、親しい友人へのプレゼントとして活用するのが最も安心できる使い方と考えられます。
まとめ:100均の麻ぬので暮らしを豊かに
この記事では、100円ショップで手に入る麻布について、販売場所から活用法、注意点まで詳しく解説しました。手軽に手に入る素材だからこそ、アイデア次第で様々な楽しみ方ができます。
- 100均で麻布は購入でき、主な取扱店はダイソーやセリア
- 店舗によって品揃えや在庫状況は大きく異なる
- ダイソーでは「ジュートクロス」などの名称で販売されている
- 売り場は手芸コーナーが中心だが、キッチンコーナーにある場合も
- セリアでは「リネンカットクロス」として手芸コーナーで見つかる
- セリアはデザイン性の高い布製品が豊富
- サイズは約30cm四方で、小物作りに適している
- 大きな布が必要な場合はホームセンターがおすすめ
- 用途に応じて100均とホームセンターを使い分けるのが賢明
- ドライフラワーのスワッグに使うとナチュラル感が増す
- 簡単な手順でオリジナルの鉢カバーが作れる
- ミニバッグやポーチなどのハンドメイドにも最適
- 接着芯を使うと生地がしっかりする
- ハンドメイド品の販売は店舗のルールや著作権の確認が不可欠
- セリアの布は原則として商用利用できない
- 自分用やプレゼントとして活用するのが安心