麻の長襦袢のデメリットは?失敗しない選び方と夏着物の知識

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麻の長襦袢のデメリットは?失敗しない選び方と夏着物の知識 リネン/麻
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夏の着物姿を涼しく快適に過ごすため、夏用長襦袢に麻を選ぶ方は少なくありません。しかし、その一方で麻の長襦袢が持つデメリットについて、詳しく知りたいと考えている方も多いのではないでしょうか。

「涼しいと聞いたけれど、本当に自分に合うのか」「購入してから後悔したくない」といった不安から、夏用としてだけでなく通年で使えるのか、また長襦袢の夏用と冬用の違いは何か、といった疑問も生まれます。

さらに、夏着物では襦袢が透ける問題や、そもそも夏着物を長襦袢なしで着られないか、といった点も気になるところです。洗える夏用長襦袢の手軽さに惹かれる一方で、便利な夏用のうそつき襦袢や二部式襦袢といった選択肢も存在し、どれを選べば良いか迷ってしまうかもしれません。

この記事では、そうした様々な疑問や不安を解消するため、麻の長襦袢が持つ特性を深く掘り下げて解説します。

  • 麻の長襦袢が持つ具体的なデメリット
  • 後悔しないための、賢い選び方やお手入れ方法
  • うそつき襦袢や二部式など、快適な夏用長襦袢の選択肢
  • 夏の着物や長襦袢に関する、知っておくと役立つ幅広い知識
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麻の長襦袢が持つデメリットと注意点

  • 夏用長襦袢で麻素材が選ばれる訳
  • デメリット①:肌触りとチクチク感
  • デメリット②:シワや毛羽立ちの手間
  • 夏着物から襦袢が透ける問題と対策
  • そもそも長襦袢の夏用と冬用の違いは?
  • 洗える夏用長襦袢の正しいお手入れ

夏用長襦袢で麻素材が選ばれる訳

夏用長襦袢で麻素材が選ばれる訳

夏の長襦袢として麻が広く選ばれる最大の理由は、その卓越した涼しさにあります。麻という素材は、天然繊維の中でも特に通気性と吸湿性、そして発散性に優れているのが特徴です。

このため、汗をかいても生地が肌に張り付きにくく、すぐに乾いてサラッとした着心地を保つことができます。麻の繊維を顕微鏡で見ると、中心部分が空洞になっており、繊維の側面には節や筋が見られます。この構造が、水分の素早い吸収と発散を可能にし、熱を効率的に逃がすことで、まるで天然のエアコンのような役割を果たしてくれるのです。

例えば、ポリエステル製の長襦袢は安価でシワになりにくいものの、吸湿性に乏しく熱がこもりやすいという性質があります。また、絹は肌触りが滑らかで美しいですが、汗を吸うと体にまとわりつきやすく、麻ほどの速乾性は期待できません。

このように他の素材と比較した場合、麻が持つ「涼しさ」というメリットは際立っています。真夏の厳しい暑さの中で着物を楽しむ上で、この快適性は非常に大きな価値を持つため、多くの着物愛好家から支持されているのです。

デメリット①:肌触りとチクチク感

デメリット①:肌触りとチクチク感

「涼しさ」というメリットがある一方で、麻の長襦袢には特有の肌ざわりがデメリットと感じられることがあります。肌が敏感な方には「チクチクする」と感じられる場合があります

この肌ざわりは、麻の繊維が絹や木綿に比べて比較的太く、ハリとコシが強いという特性に由来します。この繊維の硬さが、肌に触れた際に刺激となることがあるのです。特に、新しくおろしたばかりの麻襦袢は生地が硬いため、チクチク感を強く感じやすい傾向にあります。

これは、メリットである「シャリ感」や「肌離れの良さ」と表裏一体の関係にあると言えます。生地にハリがあるからこそ、汗をかいても肌に密着せず、風が通り抜ける涼しさが生まれるからです。

もし肌がデリケートでチクチク感が心配な場合は、いくつかの対策が考えられます。一つは、購入前に実際に生地に触れてみて、肌触りを確認することです。また、小千谷縮のように生地表面にシボ(凹凸)があるものは、肌との接触面積が少なくなるため、平織りのものよりチクチク感が軽減されることがあります。

デメリット②:シワや毛羽立ちの手間

デメリット②:シワや毛羽立ちの手間

麻の長襦袢が持つ二つ目の課題は、シワになりやすく、摩擦によって毛羽立ちやすい点です。これは麻が植物繊維であり、弾力性が低いという性質からくる避けられない特徴と言えます。

着用していると、どうしても座りジワや帯回りのシワが付いてしまいます。特に透け感のある夏着物(絽や紗など)を上に着る場合、中の長襦袢のシワが透けて見えてしまい、見た目が気になってしまうかもしれません。

また、麻は摩擦に弱い性質も持っています。着脱の際や着用中のこすれによって、生地の表面が毛羽立ってしまうことがあります。毛羽立ちがひどくなると、生地が白っぽく見えたり、風合いが損なわれたりする原因となります。

これらの課題は、日頃のお手入れによってある程度軽減することが可能です。シワに関しては、着用後にすぐに着物ハンガーにかけ、風通しの良い場所に吊るしておくだけでも、ある程度のシワは伸びます。気になるシワには、霧吹きで軽く湿らせてから手でパンパンと叩いて伸ばすと良いでしょう。毛羽立ちを防ぐためには、洗濯の際に強くこすり洗いするのを避け、優しく押し洗いすることが大切です。

このように、麻の長襦袢はその快適さと引き換えに、シワや毛羽立ちといった手入れの手間が少し必要になる素材であると理解しておくことが肝心です。

夏着物から襦袢が透ける問題と対策

夏着物から襦袢が透ける問題と対策

夏の着物は、絽(ろ)や紗(しゃ)、麻上布(あさじょうふ)など、意図的に透け感を持たせた涼しげな生地で作られているものが多くあります。この「透け感」こそが夏着物のおしゃれの醍醐味ですが、同時に下に着用する長襦袢が透けて見えるという点に配慮が必要です。

麻の長襦袢を着用した際に特に問題となりやすいのが、前述の通り「シワが透ける」ことです。くっきりと付いたシワは、上の着物を通して意外と目立ってしまうため、だらしない印象を与えかねません。これを防ぐためには、着用前のお手入れが重要になります。

また、長襦袢の色選びもポイントです。一般的に、下の色が濃く、上の着物の色が薄い方が透けやすいとされます。しかし、この性質を逆手にとって、あえて濃い色や色付きの長襦袢を選び、透け感を楽しむという高度な着こなしもあります。例えば、白い夏着物の下に水色の長襦袢を合わせれば、見た目にも涼やかな印象を演出できます。

一方で、正座をする機会が多い茶席などでは、裾が割れて足が見えてしまわないように「居敷当て(いしきあて)」という補強布をお尻の部分につけることがあります。ただし、夏着物の場合、この居敷当てが透けて悪目立ちしてしまう可能性もあるため、あえて付けないという選択も一般的です。その場合は、ステテコなどを活用して足の透けを防ぐ工夫が求められます。

そもそも長襦袢の夏用と冬用の違いは?

そもそも長襦袢の夏用と冬用の違いは?

長襦袢には「夏用」と「冬用(袷用)」があり、両者には明確な違いが存在します。これらの違いを理解することは、季節に合わせた快適な着物ライフを送る上で非常に大切です。主な違いは「素材」と「仕立て」の二点に集約されます。

比較項目夏用長襦袢冬用(袷用)長襦袢
主な素材麻、絽(絹)、紗(絹)、綿、高機能ポリエステルなど、通気性と吸湿速乾性に優れた素材正絹(羽二重、綸子など)、保温性のあるポリエステルなど、滑らかで保温性のある素材
仕立て単衣(ひとえ)仕立て。裏地を付けずに作る。袖も裏地のない「単衣袖」。袷(あわせ)仕立てが基本。胴部分に裏地を付けて作る。袖も裏地のある「無双袖」。
主な役割汗を吸い取り、熱を逃がすことで涼しく快適に過ごすこと保温性を高め、静電気を防ぎ、着物の滑りを良くして着姿を美しく保つこと
着用時期一般的に6月~9月の盛夏の時期(近年は5月や10月にも着用される)一般的に10月~翌年5月の袷の時期

このように、夏用長襦袢は「いかに涼しく過ごすか」を目的としており、素材も仕立ても通気性を最優先に考えられています。麻や絽といった生地を、裏地のない単衣仕立てにすることで、風通しを良くし、熱がこもるのを防ぎます。

対して冬用の長襦袢は、寒さから体を守る「保温性」や、着物の滑りを良くして美しい着姿を作る役割が重視されます。このため、暖かく滑らかな正絹などが用いられ、裏地を付けた袷仕立てが基本となるのです。

洗える夏用長襦袢の正しいお手入れ

洗える夏用長襦袢の正しいお手入れ

麻の長襦袢の大きなメリットの一つは、自宅で洗濯できる点です。汗をたくさんかく夏だからこそ、手軽にお手入れできるのは嬉しいポイントです。しかし、その特性を長く保つためには、正しい方法で洗濯することが求められます。

基本は手洗い

麻は摩擦に弱い性質があるため、洗濯機で洗うと生地が傷んだり、毛羽立ちがひどくなったりする可能性があります。そのため、基本的には優しく手洗い(押し洗い)するのがおすすめです。

  1. 準備: たらいや洗面ボウルに、30℃以下のぬるま湯か水を張ります。
  2. 洗剤を溶かす: おしゃれ着用の中性洗剤を規定量溶かします。アルカリ性の洗剤は生地を傷める原因になるため避けましょう。
  3. 洗う: 長襦袢を畳んだ状態で静かに沈め、2~3分つけ置きします。その後、優しく持ち上げたり沈めたりする「押し洗い」を20~30回繰り返します。特に汚れが気になる衿や袖口は、スポンジなどで軽く叩くようにして汚れを落とします。強くこすったり揉んだりするのは厳禁です。
  4. すすぐ: 洗剤の泡が出なくなるまで、2~3回きれいな水で優しくすすぎます。
  5. 脱水: 軽く畳んで洗濯ネットに入れ、洗濯機で30秒~1分程度、ごく短時間だけ脱水します。手で絞ると強いシワの原因になるため避けましょう。

干し方

脱水が終わったらすぐに取り出し、シワを伸ばすことが重要です。着物専用のハンガー(伸縮性のあるもの)にかけ、全体の形を整えます。特に、縫い目の部分や生地の端を、手でパンパンと叩いたり、縦横に軽く引っ張ったりしてシワを伸ばします。

干す場所は、直射日光が当たらない風通しの良い日陰を選んでください。直射日光は、生地を傷めたり、色褪せや黄変の原因になったりします。

このひと手間をかけることで、乾いた後のアイロンがけが格段に楽になります。完全に乾く前に、半乾きの状態でアイロンをかけると、シワがよりきれいに伸びます。

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麻の長襦袢のデメリットを補う着こなし術

  • 麻の長襦袢は通年で着用できるのか
  • 便利な夏の長襦袢「うそつき」とは
  • 手軽な夏用二部式襦袢という選択肢
  • 夏着物を長襦袢なしで涼しく着る方法
  • まとめ:麻の長襦袢のデメリットを知り賢く選ぶ

麻の長襦袢は通年で着用できるのか

麻の長襦袢は通年で着用できるのか

「麻の長襦袢は夏専用」というイメージが強いですが、実際のところ、その着用時期はより柔軟に考えられています。結論から言うと、真冬を除けば、春から秋にかけて長い期間活用することが可能です。

伝統的な暦の上では、6月と9月が「単衣(ひとえ)」、7月と8月が「薄物(うすもの)」の季節とされています。麻の長襦袢は主にこの薄物の時期に着用するのが基本ですが、近年の温暖化の影響で、5月や10月でも夏のように汗ばむ日が増えてきました。

このような背景から、5月の単衣の時期から麻の長襦袢を着始め、10月の単衣の時期まで着用するという方が増えています。肌寒さを感じなければ、体感温度に合わせて麻の快適さを取り入れるのは非常に合理的な選択と言えるでしょう。

ただし、通年での着用となると、やはりデメリットが目立ってきます。麻は熱伝導率が高く、体温を逃がしやすい性質があるため、冬場に着るとひんやりとした寒さを感じてしまいます。保温性という観点では、正絹やポリエステルの長襦袢に劣るため、冬の着用には全く向いていません。

したがって、「通年着用」は現実的ではありませんが、「単衣から盛夏を通して、秋口まで」というように、約半年間にわたって活躍する便利なアイテムと捉えるのが適切です。

便利な夏の長襦袢「うそつき」とは

便利な夏の長襦袢「うそつき」とは

「うそつき襦袢」とは、長襦袢をもっと手軽に、そして涼しく着るために工夫された便利な和装下着の総称です。まるで長襦袢を着ているかのように「嘘をつく」ことから、このユニークな名前が付きました。夏の着こなしにおいて、その機能性は大きなメリットとなります。

主に、以下の二つのタイプが知られています。

スリップタイプ

ワンピース型の肌着(スリップ)に、付け替え可能な「うそつき衿(美容衿)」と「うそつき袖」を取り付けて使用するものです。肌着と長襦袢の役割を一枚で兼ねるため、重ね着の枚数が減り、非常に涼しく過ごせます。

特に、吸湿速乾性や防水性に優れた高機能素材で作られたものは、汗をかいても着物に響きにくく、夏の着物愛好家から絶大な支持を得ています。

二部式タイプ

上半身に着る「半襦袢(はんじゅばん)」と、下半身に巻く「裾除け(すそよけ)」がセットになったものです。これも広義のうそつき襦袢の一種とされます。上下が分かれているため、自分の体型に合わせて身丈や裾回りの調整がしやすいのが特徴です。

うそつき襦袢の最大の利点は、手軽さと涼しさにあります。パーツごとに洗濯できるためお手入れが簡単で、特に袖は汚れやすいため、取り外して気軽に洗えるのは衛生的です。麻の長襦袢の「きちんとした着姿」と、うそつき襦袢の「手軽さと機能性」を、その日の予定や気温に合わせて使い分けるのが賢い選択と言えます。

手軽な夏用二部式襦袢という選択肢

手軽な夏用二部式襦袢という選択肢

二部式襦袢は、上半身に着る「半襦袢」と下半身に巻く「裾除け」に分かれたセパレートタイプの長襦袢です。この形状がもたらす手軽さと調整のしやすさから、特に着物初心者の方や、夏の着こなしを少しでも楽にしたいと考える方にとって有力な選択肢となります。

二部式襦袢のメリット

最大のメリットは、着付けが簡単な点です。通常の長襦袢のように身丈を合わせる「おはしょり」が不要で、上下をそれぞれ着るだけなので、時間がない時でも手早く着付けができます。

また、身長に合わせて裾除けの丈を調整しやすいため、サイズの選択肢が少ない既製品でもフィットさせやすいという利点があります。腰回りが二重になるため暑いという意見もありますが、風通しの良い素材を選べば、その影響は最小限に抑えられます。

素材選びが鍵

夏の二部式襦袢を選ぶ際は、素材が非常に重要です。身頃(胴体部分)には、汗をしっかり吸い取ってくれる綿素材(晒やクレープなど)が使われているものを選ぶと快適です。袖や裾除けの部分には、麻や高機能ポリエステル(東レの爽竹など)が使われているものを選ぶと、涼しさと裾さばきの良さを両立できます。

ポリエステル100%の安価なものもありますが、吸湿性が低く蒸れやすいため、夏の着用にはあまりおすすめできません。麻の長襦袢が持つデメリットである「価格の高さ」や「お手入れの手間」を避けつつ、快適さも求めたいという場合に、素材にこだわった二部式襦袢は非常にバランスの取れた選択肢となるでしょう。

夏着物を長襦袢なしで涼しく着る方法

夏着物を長襦袢なしで涼しく着る方法

「少しでも涼しく過ごしたい」「もっと手軽に着物を楽しみたい」という思いから、夏着物を長襦袢なしで着る方法を模索する方もいます。これは、特にカジュアルな場面や、浴衣を着物風に着こなす際に有効な手段です。

長襦袢の最も重要な役割の一つは、汗や皮脂から高価な着物を守ることです。そのため、長襦袢を省略する場合は、その代わりとなる肌着の着用が必須となります。

具体的な方法としては、「肌襦袢(または機能性インナー)」と「ステテコ」、そして「うそつき衿(美容衿)」を組み合わせるのが一般的です。

  1. 上半身: まず、汗をしっかり吸い取る綿や高機能素材の肌襦袢を着用します。
  2. 下半身: 次に、足のまとわりつきを防ぎ、汗を吸うためにステテコを履きます。キュロットタイプのものを選ぶと、裾さばきが良く快適です。
  3. 衿元: 最後に、衣紋(えもん)を抜いた衿元を作るために「うそつき衿」を肌襦袢の上から付けます。これにより、あたかも長襦袢を着ているかのようなきちんとした衿元を演出できます。

この方法のメリットは、重ね着が少なくなることによる圧倒的な涼しさです。また、長襦袢を着る手間が省けるため、着付けも非常に手軽になります。

ただし、これはあくまでカジュアルな着こなしの方法です。フォーマルな場や、大切な正絹の着物を着る際には、着物を守るためにもきちんと長襦袢を着用するのがマナーであり、賢明な判断と言えます。

まとめ:麻の長襦袢のデメリットを知り賢く選ぶ

ここまで解説してきた、麻の長襦袢に関する重要なポイントを以下にまとめます。

  • 麻の長襦袢は夏の着物を涼しく快適にするための優れたアイテム
  • 最大の特長は天然繊維随一の通気性・吸湿性・発散性
  • デメリットとして肌が敏感な人はチクチク感じることがある
  • 植物繊維のためシワになりやすくアイロンがけに手間がかかる
  • 摩擦によって毛羽立ちやすい性質も持つ
  • 絹や綿に比べると価格が高い傾向にある
  • シワが透けるため薄物の夏着物と合わせる際は注意が必要
  • お手入れは中性洗剤での優しい手洗いが基本
  • 着用時期は真夏だけでなく春や秋の単衣の季節にも広げられる
  • 冬の着用は保温性がなく寒いため不向き
  • デメリットを補う選択肢として「うそつき襦袢」が便利
  • 「二部式襦袢」は着付けが手軽でサイズ調整がしやすい
  • 肌着と美容衿で「長襦袢なし」の着こなしも可能だがカジュアルな場面に限られる
  • 麻のメリットとデメリットを天秤にかけ自分に合うか判断することが大切
  • 最終的には、求める快適さやお手入れの手間、着用シーンを総合的に考慮して選ぶのが良い
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