オーダースーツに興味はあるけれど、いきなり高級テーラーは敷居が高い。そんな時、身近な「洋服の青山」のオーダースーツが気になりますよね。
でも、実際のところ評判はどうなのでしょうか。価格が安いのは魅力ですが、「本当にサイズは合うのか?」「失敗しないか?」といった不安や、納期はどれくらいか、レディースの評判はどうなのか、具体的な口コミが知りたいところです。安さの裏には何かあるのでは、と勘ぐってしまうかもしれません。
私自身も、既製品にはないフィット感や生地選びの楽しさに惹かれて、様々なオーダースーツを見てきました。この記事では、「洋服の青山」のオーダースーツ「SHITATE」に焦点を絞り、そのリアルな評判や特徴、価格、そして「失敗しないためのコツ」まで詳しく解説していきます。
- 洋服の青山「SHITATE」のサービス概要
- 「安い」「楽しい」といった良い評判と口コミ
- 「サイズが合わない」失敗例とその原因
- SHITATEで後悔しないための活用法とコツ
洋服の青山オーダースーツ|評判は?SHITATEの魅力
まずは、「洋服の青山」が提供するオーダースーツ「SHITATE」がどのようなサービスなのか、その基本的な特徴と、多くの人に選ばれている「良い評判」の部分を詳しく見ていきましょう。
価格や手軽さだけではない、オーダーならではの魅力が詰まっています。
洋服の青山のオーダースーツ「SHITATE」とは
「SHITATE」(シタテ)は、正式には「Quality Order SHITATE」という名称で、「洋服の青山」が全国の店舗(一部店舗を除く)で展開しているオーダースーツサービスです。テレビCMなどで見かけることもあり、気になっている方も多いのではないでしょうか。
最大の特徴は、オーダースーツでありながら、全国の身近な店舗で注文できる手軽さと、既製品とさほど変わらない価格帯から始められる、その圧倒的なコストパフォーマンスの高さにあります。
「オーダー」と聞くと、なんだか敷居が高いように感じてしまいます。しかし、SHITATEは専門の知識を持ったスタッフ(スタイリスト)が採寸し、生地選びやデザインの相談にゼロから乗ってくれます。そのため、「オーダースーツを作るのは全く初めて」という人でも安心して挑戦できる体制が整えられています。
スーツはメンズはもちろん、近年非常に需要が高まっているレディースや、いざという時に必要なフォーマル(礼服)のオーダーにも対応しており、非常に幅広いニーズに応えているのが特徴です。
良い評判:既製服並みで安い価格

SHITATEに関するポジティブな評判や口コミの中で、やはり最も多く聞かれるのが、その「価格の安さ」です。これが最大の魅力と言っても過言ではありません。
一般的なオーダースーツの世界は奥深く、上を見れば数十万円することも珍しくありません。しかし、SHITATEは、選ぶ生地にもよりますが、最も手頃な価格帯では既製品のスーツを選ぶのとほぼ同じくらいの予算感(31,900円~ ※価格は変動する可能性があります)からスタートできます。
「オーダースーツに憧れはあったけど、高価でなかなか手が出せなかった」という層にとって、この価格設定は非常に大きな魅力です。「この価格でこのクオリティなら十分満足」「既製品を買うより、同じ値段でジャストサイズが手に入るならお得」といった、コストパフォーマンスの高さを評価する声が多く見られます。
まさに「オーダースーツ入門」として、これ以上ない選択肢と言えるかもしれません。
口コミ①:生地選びやウンチクが楽しい

価格の手頃さだけでなく、「オーダーならではの体験」そのものを楽しんでいる方の口コミも目立ちます。これはオーダースーツの醍醐味とも言える部分です。
「生地にも色々なブランドがある事を知り、お店の人から、それぞれどんな特徴があるのか、ウンチクを聞けるのがとても楽しい」という口コミもありました。
既製品のスーツは、すでに完成されたものの中から「これかな」と選ぶしかありません。しかし、オーダースーツは、まず膨大な数の生地サンプル(バンチブックと呼ばれる生地見本帳)の中から、「自分だけの一着」の素材を選ぶところから始まります。
ウールの滑らかな質感、光沢の有無、色や柄のニュアンス…。スタッフの方と相談しながら、「今回はビジネス用だから、英国調のしっかりした生地で信頼感を出したい」とか、「少しカジュアルな場面で着たいから、イタリア製の柔らかい生地で」といった「こだわり」を反映させていくプロセスそのものが、知的好奇心をくすぐる体験なのです。
この「選ぶ楽しさ」や「服飾の知識が増える喜び」こそがオーダースーツの魅力であり、SHITATEはその入り口として最適だと感じます。
口コミ②:憧れのスタイルが作れた
「憧れだったヨーロピアンスタイルのスーツを作ることができる」といった、既製品では満たせなかったスタイルの要求に応えられる点も、高い満足度につながっています。
例えば、既製品ではなかなか見つからないような、クラシックなダブルブレストのスーツや、スリーピース(ベスト付き)、あるいは特定の色柄(例えば派手すぎない絶妙なチェック柄など)のスーツも、オーダーなら生地から選んで実現可能です。
また、スーツの「顔」とも言える襟の形(ラペル)を選んだり、裏地やボタンを自分好みにカスタマイズできるのも大きな魅力です。SHITATEでは、こういったディテールへのこだわりを反映させるオプションが用意されています。
「表地はビジネスライクな紺無地だけど、脱いだ時にチラリと見える裏地は、自分の好きな派手な色柄で遊ぶ」といった、既製品には絶対にない「自分だけの仕様」を詰め込めるのも、SHITATEが評価されるポイントです。まさに「愛着の湧く一着」を作ることができます。
レディーススーツの評判と機能性

SHITATEは、メンズだけでなくレディースのオーダースーツにも非常に力を入れています。そして、このレディースオーダーの評判が、実は非常に興味深いのです。
女性がオーダースーツに求めるのは、単に「ジャストサイズで着られる」ことだけではありません。実は、既製品のレディーススーツに対する根強い不満として、「機能面(特にポケットのサイズや数、裏地)」を挙げる声が非常に多いそうです。
私から見ても、これは非常に共感できるポイントです。既製品のレディーススーツは、シルエットを優先するあまり、ポケットが非常に小さいか、あるいはデザイン上の飾り(フェイク)である場合があり、実用性に欠けるものが少なくありません。
こういった、働く女性ならではの具体的で切実な悩みを、SHITATEのレディースオーダーは解決してくれます。「自分に合った美しいシルエット」と「ビジネスシーンで本当に使える機能性(特にポケット)」を両立できる点は、多くの女性から高く評価されている最大の理由でしょう。
女性の就活スーツについては、別の記事で詳しく解説しています。気になる方はこちらもチェックしてみてください。
SHITATEの価格帯とオプション
では、具体的にSHITATEの価格はどれくらいなのでしょうか。「安い」という評判は本当なのでしょうか。
SHITATEは、選ぶ生地のグレードによって価格が変動するシステムです。最も手頃な価格帯では、スーツ一着 31,900円(税込)~(※2025年11月調査時点。価格はキャンペーン等で変動する可能性があります)となっています。これは既製品のスーツと比べても、遜色ないか、むしろ安価な場合もある驚きの価格設定です。
もちろん、より高品質なインポート生地(有名な海外ブランドの生地)などを選べば価格は上がっていきますが、スタートラインがこの価格であることは、オーダー初心者にとって大きな安心材料です。
さらに、SHITATEの面白さは豊富な「オプション」にあります。基本料金は安く抑え、こだわりたい部分だけに追加料金を支払うシステムです。
主なオプション(例) ※別途有料となります。価格は一例です。
| オプション名 | 内容・効果 | 価格目安(税込) |
|---|---|---|
| 胴裏地(キュプラ) | 滑りが良く静電気が起きにくい高級裏地(キュプラ100%)に変更。豊富な色柄から選べます。 | 2,750円~ |
| 袖裏地(キュプラ) | 袖通りを良くし、着心地を向上させます。 | 1,650円~ |
| 本切羽(ほんせっぱ) | 袖のボタンが飾りではなく、実際に開閉できる仕様。オーダースーツらしいこだわりのディテールです。 | 2,200円~ |
| 水牛ボタン | プラスチックにはない、天然素材ならではの高級感と風合いが出ます。スーツの格が上がります。 | 2,200円~ |
| AMFステッチ | 襟の端などに入る手縫い風のステッチ。襟を立体的に美しく見せ、高級感を演出します。 | 2,200円~ |
このように、ベースのスーツは安価に抑えつつ、「こだわりたい部分」(例えば人目につきやすいボタンや、着心地を左右する裏地)だけにお金をかけるといった、賢いスーツ作りができるのもSHITATEの大きな魅力です。(※オプションの価格や種類は変更される場合があります。正確な情報は店舗でご確認ください。)
洋服の青山のオーダースーツ|評判と失敗リスク
ここまでSHITATEの魅力的な側面やポジティブな評判を見てきました。しかし、オーダースーツには「失敗」のリスクも残念ながらつきものです。
ネガティブな評判や失敗例、そしてその原因と対策を正直に掘り下げていきます。
悪い評判:「サイズが合わない」失敗例

ポジティブな口コミが多い一方で、ネガティブな口コミが存在するのも事実です。
ネガティブな評判として最も深刻なのは、やはり「サイズが合わない」というものです。「期待してオーダーメイドスーツを購入したが、出来上がってみたらサイズが合わず大失敗だった」「店員さんに任せたのに、シルエットがダボダボだった」といった、オーダースーツの根幹を揺るがすような口コミも、数は多くないながらも散見されます。
安価とはいえ、わざわざ「オーダーメイド」を選んだ以上、誰もが「自分にピッタリのジャストサイズ」を期待します。それなのに、なぜ「サイズが合わない」という最悪の失敗が起きてしまうのでしょうか。
失敗の原因?パターンオーダーの限界
この「失敗」の最大の原因は、多くの場合、SHITATEが採用している「パターンオーダー」という方式の「限界」と、それに対する「過度な期待」のミスマッチにあると考えられます。
この違いを理解することが、失敗を避ける上で最も重要です。
知っておきたい!オーダースーツの主な3種類
- 1. パターンオーダー (SHITATEはこれに該当)
- ゲージ服(見本となるサイズのスーツ)を試着し、最も近いものを基準に「着丈」や「袖丈」「ウエスト」などを調整する方法。
メリット:安価(相場:3~5万円)、短納期(2~3週間)。
デメリット:体型のクセ(猫背、なで肩、反り腰、いかり肩など)に対する複雑な補正には限界があります。あくまでゲージ服の「調整」です。 - 2. イージーオーダー
- パターンオーダーをベースにしつつ、より細かな「体型補正」に対応できる方法。パターンオーダーとフルオーダーの中間に位置します。
- 3. フルオーダー (ビスポーク)
- 採寸データから、その人のためだけに型紙(パターン)を一から製作する方法。仮縫いなども行い、フィット感は最高です。
メリット:あらゆる体型に完璧にフィットする。
デメリット:高価(数十万円~)、時間がかかる(数ヶ月)。
SHITATEの「安さ」と「短納期」は、この「パターンオーダー」だからこそ実現できています。
つまり、標準的な体型に近い方が、生地やディテールをカスタマイズして「既製品よりフィットした一着」を作るには、非常に優れたサービスです。
しかし、既製品が全く合わないような特殊な体型の方(例えば、極度の猫背、極端ななで肩、あるいは筋肉質で肩幅が広くウエストが極端に細いスポーツ体型など)が、フルオーダー並みの完璧な補正を期待して注文してしまうと、「サイズが合わない」「思っていたのと違う」という「大失敗」につながるリスクが高まるのです。
これはSHITATEのサービスが悪いというよりも、「パターンオーダー」という方式の構造的な限界と言えます。
納期はどれくらい?店舗での流れ

SHITATEの「納期」についても確認しておきましょう。オーダースーツは「何か月もかかる」というイメージがあるかもしれませんが、パターンオーダーであるSHITATEは比較的スピーディーです。
公式な目安としては、約2~3週間程度とされています(※注文時期や工場の混雑具合、オプションの内容によって変動します)。
新生活や転職、結婚式の参列といったイベント事の前に仕立てたい場合でも、既製品のスーツの裾上げや取り寄せを待つのとさほど変わらない感覚で準備できるのは大きなメリットです。
ただし、必要な日が決まっている場合は、必ず余裕をもって注文することをおすすめします。最低でも1ヶ月前には注文しましょう。
参考までに、店舗での大まかな流れもご紹介します。初めての方は少し緊張するかもしれませんが、流れが分かっていれば安心です。
SHITATE 注文の基本的な流れ(目安)
- カウンセリング・生地選び(約30分~):
まずはスタイリストと相談します。「どんな場面で着たいか」「予算はどれくらいか」「どんな色が好みか」などを伝えます。それに基づき、膨大な生地サンプルから候補を絞り込んでいきます。 - モデル・デザイン選択(約15分~):
スーツのモデル(型)や、ボタン、裏地、襟の形、ポケットの仕様といったディテールを細かく決めていきます。ここで「オプション」を選ぶことになります。 - 採寸・ゲージ服試着(約30分~):
メジャーで体のサイズを測った後、最も重要な「ゲージ服(サイズ見本)」の試着に移ります。これをベースに着丈や袖丈、ウエストの絞り具合などを決定します。ここでのフィッティングが仕上がりを左右します。 - お会計(約10分):
全ての注文内容を確定し、会計を済ませます。(通常は前払いです) - 受け取り(約2~3週間後):
店舗にて、完成したスーツを受け取ります。この時、必ず試着して最終確認を行います。
※トータルで1時間~1時間半程度を見ておくと良いでしょう。週末などは混雑する可能性もあるため、来店予約をしておくとスムーズです。
失敗しないためのコツと活用法
では、SHITATEで後悔しないためには、どうすれば良いのでしょうか。これは「パターンオーダーの限界」を理解した上で、それをカバーする「活用法」を私たちが実践することが鍵となります。
① 期待値を正しくコントロールする
これが最も重要なことです。「SHITATE(パターンオーダー)」は、数十万円の「フルオーダー」ではありません。これを肝に銘じてください。「既製品よりちょっと良いフィット感で、好きな生地やデザインを安価に選べるサービス」と正しく理解し、完璧すぎる補正を期待しすぎないことが、満足度を高める最大のコツです。
「この価格で、ここまで体に合って、好きな生地が選べた」と考えることができれば、満足度は非常に高くなるはずです。
② 担当者としっかり意思疎通する
採寸やゲージ服の試着の際、遠慮は禁物です。スタイリストさんも人間ですから、あなたが口に出さない「なんとなくの違和感」を100%察することは不可能です。「もう少しタイトにしたい」「肩が少しきつい気がする」「ウエストはもう少し絞って欲しい」「お尻周りがパツパツではないか」など、感じた違和感や要望は、必ずその場で具体的に言語化して伝えること。
店員さんのスキルや相性に差がある可能性もゼロではありません。恥ずかしがらずに、自分の理想のイメージをしっかり共有し、納得がいくまでゲージ服の調整を試みることが重要です。可能であれば、自分の理想に近いスーツの写真などを持っていくのも良いでしょう。
③ 受け取り時の試着を徹底する
スーツが完成して受け取る際、面倒くさがらずに必ずその場で試着してください。この時、Tシャツやスニーカーではなく、実際にスーツと合わせるYシャツや、可能なら革靴を持参する(または履いていく)と、より正確なフィット感が確認できます。
「袖からシャツはどれくらい見えるか」「パンツの裾の長さ(クッション)はイメージ通りか」「シワが変なところに入っていないか」を厳しくチェックします。万が一、納得がいかない箇所があれば、その場で仕立て直しを依頼します。(※お直しの範囲や料金については、注文時に必ず確認しておきましょう)
特に「体型にクセがある」と自覚している方へ
もしあなたが、「既製品のスーツが全く合わない」「猫背や反り腰がひどい」「極端なスポーツ体型だ」と自覚している場合、SHITATE(パターンオーダー)では補正しきれない(=失敗する)可能性が残念ながら高いです。
その場合は、SHITATEで無理にオーダーするよりも、イージーオーダーやフルオーダーに対応しているオーダースーツ専門店に相談する方が、費用は高くなりますが、結果的に満足度の高い一着になるかもしれません。自分の体型を客観的に見極めることも、失敗しないための重要なコツです。
総括:洋服の青山オーダースーツの評判
「洋服の青山」が展開するオーダースーツ「SHITATE」の評判を詳しく見てきました。
SHITATEは、「オーダースーツの楽しさ(生地選びやカスタマイズ)を、既製品並みの価格と手軽さで体験できる」という点で、非常に優れたサービスであることは間違いありません。
特に、以下のような方には強くおすすめできます。
SHITATE(洋服の青山)がおすすめな人
- オーダースーツに初めて挑戦する人(入門編として)
- 比較的、標準体型で、既製品にそこまで大きな不満はない人
- 安価に生地や裏地、ボタンのカスタマイズを楽しみたい人
- 機能的なレディーススーツ(特にポケット)を探している女性
- 全国の身近な店舗で、気軽にオーダーを済ませたい人
一方で、その実態は「パターンオーダー」であるため、複雑な体型補正には限界があります。「サイズが合わない」という失敗例の多くは、この限界を超えた「フルオーダー並みの期待」をしてしまったケースだと推測されます。
自分の体型(標準的か、クセがあるか)と、SHITATEというサービスの特性(メリットと限界)を正しく理解すること。それが、「洋服の青山」のオーダースーツで満足できるかどうかの、最大の分かれ道と言えるでしょう。
免責事項:ご注文の前に必ずご確認ください
この記事で紹介した価格、オプション料金、納期などは、私が調査した時点(2025年11月)の情報に基づいています。キャンペーンの実施や規約の変更により、最新の情報と異なっている可能性があります。
オーダースーツは、個人の体型や好み、また採寸を担当するスタッフの技量によっても満足度が大きく変わる商品です。高価な買い物で後悔しないためにも、最終的なご注文の前には、必ず「洋服の青山」の公式サイトで最新の情報をご確認いただくか、お近くの店舗にて直接スタッフにご相談ください。>洋服の青山「SHITATE」


