コインランドリーの乾燥機は何分が正解？時間と料金の目安を洗濯物の種類別に解説！

コインランドリーの乾燥機を利用する際、「一体何分くらいかかるのだろう？」と疑問に思ったことはありませんか。

洗濯物の種類や量によって乾燥に必要な時間の目安は変わりますし、値段や料金の仕組みも気になるところです。

この記事では、コインランドリーで乾燥機だけの利用を考えている方のために、一般的な衣類が10分や20分でどの程度乾くのか、また乾燥のみの料金相場について詳しく解説します。

さらに、乾いたバスタオルを使った時短テクニックや、うっかり入れてしまいがちな乾燥機でダメなもの、そして意外と困る待ち時間の過ごし方まで、あなたの疑問に全てお答えします。

コインランドリーの乾燥機は何分かかる？種類別の目安

洗濯物の種類別：目安時間

コインランドリーの乾燥機にかかる時間は、洗濯物の種類、素材、量によって大きく異なります。一般的な衣類であれば30分から40分程度が目安となりますが、乾きにくいものや大物の場合は、より長い時間が必要です。

具体的な時間の目安を把握しておけば、待ち時間を有効に活用できます。以下に洗濯物の種類ごとの乾燥時間の目安をまとめました。

基本的な値段の仕組み

コインランドリーの乾燥機の値段は、「時間」と「乾燥機の容量（大きさ）」によって決まるのが一般的です。ほとんどの店舗では、100円で利用できる時間が設定されており、必要な分だけ硬貨を投入して時間を延長していく仕組みになっています。

例えば、以下のような料金設定がよく見られます。

• 小型乾燥機（容量 約14kg）：100円 / 10分
• 大型乾燥機（容量 約25kg）：100円 / 7〜8分

大型の乾燥機は一度に多くの洗濯物を乾かせる分、100円あたりの運転時間が短く設定されている傾向があります。洗濯物の量に合わせて適切なサイズの乾燥機を選ぶことが、結果的に料金の節約に繋がります。

乾燥のみの料金はいくら？

自宅で洗濯を済ませ、乾燥だけをコインランドリーで行う場合、料金は前述の通り、利用する時間によって変動します。どのくらいの料金がかかるのか、洗濯物の種類を例にシミュレーションしてみましょう。

ケース1：一人暮らしの普段着（約4.5kg）

Tシャツや下着、薄手のズボンなどが中心の場合、乾燥時間の目安は約30分です。10分100円の乾燥機を利用すると、合計料金は300円となります。

10分（100円）× 3 = 30分（300円）

ケース2：厚手のジーンズやパーカーを含む洗濯物（約6kg）

乾きにくい厚手の衣類が含まれる場合、乾燥時間は40分〜50分ほど見ておくと安心です。この場合の合計料金は400円〜500円が目安になります。

10分（100円）× 4〜5 = 40〜50分（400円〜500円）

ケース3：シングルの毛布1枚

毛布の乾燥には約50分かかると仮定すると、合計料金は500円程度です。クリーニングに出すよりもふわふわに仕上げることができます。

10分（100円）× 5 = 50分（500円）

10分で乾く洗濯物の量とは

「とりあえず10分だけ」乾燥機を使いたい場面もあるでしょう。では、10分という短い時間で、どのくらいの洗濯物が乾かせるのでしょうか。

結論から言うと、10分で完全に乾かせるのは、ごく少量の薄手の衣類に限られます。

• 完全に乾くもの：靴下2〜3足、ハンカチ、化繊素材のTシャツ1枚程度
• 生乾きになる可能性があるもの：綿素材のTシャツ、下着類

10分間の乾燥は、「仕上げ乾燥」の目的で利用するのが最も効果的です。例えば、家である程度干したけれど、もう少しカラッとさせたい場合や、アイロンがけの前に湿り気を取りたい場合などに役立ちます。

脱水直後の濡れた洗濯物を10分だけ乾燥させても、多くは生乾きの状態になってしまうため、雑菌の繁殖や嫌な臭いの原因になる可能性があります。注意が必要です。

20分あればTシャツは乾く？

乾燥時間を20分に設定した場合、乾かせる洗濯物の幅はぐっと広がります。特に、Tシャツや下着、パジャマといった日常的な衣類であれば、20分で十分に乾かすことが可能です。

ただし、これはあくまで1〜2人分の量（約3kg程度）を、適切な容量の乾燥機に入れた場合の目安です。洗濯物の量が多かったり、乾燥機に詰め込みすぎたりすると、熱風が全体に行き渡らず、20分では乾きムラができてしまいます。

もし、20分経過した時点で一部湿っている衣類があれば、それだけを取り出して追加で10分乾燥させるなど、状況に応じて調整するのが良いでしょう。

コインランドリーの乾燥機は何分で終わる？時短のコツ

バスタオルを入れると時短に

コインランドリーの乾燥時間を少しでも短縮したいなら、ぜひ試してほしい裏技があります。それは、乾いたバスタオルを洗濯物と一緒に入れるという非常にシンプルな方法です。

なぜこれだけで時短になるのでしょうか。理由は2つあります。

1. 水分の吸収：乾いたバスタオルが、濡れた衣類から出る水分を効率よく吸収してくれます。これにより、乾燥機内の湿度が下がり、全体の乾燥効率がアップします。
2. 空気の循環促進：バスタオルが乾燥機の中で大きく広がることで、洗濯物同士が絡まるのを防ぎ、温風が衣類の隅々まで行き渡るのを助ける役割を果たします。

バスタオルを1枚加えるだけで、乾燥時間を5分から10分程度短縮できる可能性があります。これは料金の節約にも直接つながるため、覚えておいて損はないテクニックです。

乾燥機だけの利用も可能

前述の通り、コインランドリーでは洗濯機を使わず、乾燥機だけを利用することももちろん可能です。この方法は、様々なメリットがあり、多くの方が実践しています。

乾燥機だけを利用するメリット

• 時間の節約：自宅で洗濯してからコインランドリーへ移動すれば、店舗での待ち時間は乾燥の時間だけで済みます。
• 料金の節約：洗濯料金がかからないため、トータルのコストを抑えることができます。
• 天候に左右されない：雨の日や湿度の高い日でも、洗濯物をため込むことなく、カラッと乾かすことができます。
• 家事の効率化：自宅の洗濯機を回しながら、コインランドリーで前の洗濯物を乾燥させる、といった同時進行も可能です。

特に、「洗濯は自宅の洗濯機でしたいけれど、干す場所がない、または干す時間がない」という方にとって、乾燥機だけの利用は最適な解決策と言えるでしょう。濡れた洗濯物を運ぶ手間はかかりますが、それを上回るメリットがあります。

注意！乾燥機に入れてダメなもの

コインランドリーの乾燥機は家庭用よりも高温でパワフルなため、衣類によっては縮みや傷みの原因になってしまいます。大切な衣類を守るためにも、乾燥機に入れてはいけないものを事前に必ず確認しましょう。

判断の基本は、衣類についている「洗濯表示」の確認です。「タンブル乾燥」の記号をチェックしてください。

「この服は大丈夫かな？」と少しでも迷ったら、無理に乾燥機にかけるのは避け、自然乾燥を選ぶのが賢明です。一度縮んでしまった衣類を元に戻すのは非常に困難です。

コインランドリーの待ち時間はどうしてる？

洗濯から乾燥まで行うと、合計で1時間以上かかることも珍しくありません。この待ち時間をどう過ごすかは、多くの人が気になるところです。

過ごし方は大きく分けて「店内で待つ」か「一度店を離れる」かの2パターンがあります。

店内で待つ場合

最近のコインランドリーは、快適に過ごせるよう工夫されている店舗が増えています。

• 読書やスマートフォンのチェック
• フリーWi-Fiを利用して動画鑑賞や仕事
• 備え付けの雑誌や漫画を読む
• 次の洗濯物の準備や、乾いた衣類をたたむ作業

盗難防止の観点からも、特に女性用の下着などを洗濯・乾燥する際は、店内で待つ方が安心感があります。

一度店を離れる場合

終了時間さえ守れば、待ち時間に外出するのも有効な時間の使い方です。

• 近所のスーパーやコンビニで買い物
• カフェで休憩
• 銀行や郵便局など、他の用事を済ませる

コインランドリーの乾燥機は何分？総まとめ

この記事では、コインランドリーの乾燥機にかかる時間や料金、そして効率的に使うためのコツについて解説しました。最後に、記事の要点をリストでまとめます。