ふわふわのぬいぐるみを手作りする時、「中に詰める綿はどれを選べばいいの?」と迷ったことはありませんか?特に初めて挑戦する方や、コストを抑えて気軽に楽しみたい方にとって、100円ショップの綿(ワタ)は身近でありがたい存在です。
中でもダイソーには、いくつかの種類の手芸用わたがあり、用途によって使い分けることができます。ただ、同じように見えてもそれぞれ性質に違いがあり、仕上がりや扱いやすさにも差が出ます。どこに売っているのか分かりにくかったり、洗濯に向いているかどうかなど、不安に感じることもあるでしょう。
この記事では、ダイソーで買える綿の特徴をはじめ、セリアやキャンドゥといった他の100均商品との違いも比較しながらご紹介します。ぬいぐるみ作りにぴったりな綿を見つけたい方に向けて、選び方のポイントや注意点をわかりやすく解説していきます。
- ダイソーで買える綿(ワタ)の種類と特徴がわかる
- ぬいぐるみ作りに適した綿の選び方がわかる
- 他の100均(セリア・キャンドゥ)との違いがわかる
- 綿ごとの使い道や注意点がわかる
ダイソーの綿(ワタ)はぬいぐるみ作りに使える?特徴と選び方
- ダイソーの綿(ワタ)の種類と特徴
- ダイソーの手芸わたは洗濯できる?耐久性をチェック
- ダイソーのマイクロわたはどんな用途に向いている?
- ダイソーの綿(ワタ)はどこに売っている?売り場の場所とは
ダイソーの綿(ワタ)の種類と特徴

ダイソーでは、ぬいぐるみ作りやクッションの詰め物などに使える手芸用の綿がいくつか販売されています。主な種類には「手芸わた(110g)」「マイクロわた」「つぶわた」などがあります。
まず「手芸わた(110g)」は、最もスタンダードなタイプです。ふんわりと柔らかく、量も多いため、ぬいぐるみやクッションなど幅広い用途に使えます。ただし、詰め方によっては中で偏ったり、時間が経つとへたりやすいこともあるため、小さな作品や軽く仕上げたい物に向いています。
次に「マイクロわた」は、繊維が細かく密度の高い綿です。しっかりとした形状を保ちたい時に使いやすく、ふわふわというよりも弾力のある感触が特徴です。ただ、硬めの仕上がりになるため、触り心地の柔らかさを求める場合には不向きかもしれません。
そして「つぶわた」は、細かい粒状のわたが詰まったタイプで、細部までしっかりと詰めたい時に便利です。小さなぬいぐるみやパーツの詰め物などに適していますが、全体を大きくふんわり仕上げたい場合には不向きです。
このように、ダイソーには用途ごとに選べる複数の綿が用意されています。使うアイテムや仕上げたい質感に応じて、種類を選ぶことが大切です。
ダイソーの手芸わたは洗濯できる?耐久性をチェック

ダイソーの手芸用わたは、基本的にはポリエステル製で、素材そのものは洗濯にもある程度対応しています。しかし、実際に作品として使用した際の耐久性や洗濯後の状態については、注意点があります。
まず、一般的な「手芸わた(110g)」は、軽くて柔らかく、水洗いによって大きく縮むことはありません。ただし、綿が寄って偏ってしまったり、ふんわり感が失われる場合があります。手洗いまたは洗濯ネットの使用をおすすめしますが、それでも中身がダマになりやすいため、見た目や手触りが変わることは避けられません。
一方で「マイクロわた」や「つぶわた」は、比較的型崩れしにくい性質があります。繊維がしっかりしているため、洗濯後のへたりや偏りが起きにくく、繰り返し使用する小物などには向いています。ただ、とじ針が通りにくいというデメリットもあるため、仕上げ時には少し扱いづらさを感じることもあります。
また、綿の性質だけでなく、使用する布地や縫製の強度にも左右されます。特にぬいぐるみやクッションなどを丸洗いする場合は、中綿の劣化よりも縫い目のほつれなどが問題になることが多いため、洗濯方法を工夫する必要があります。
このように、ダイソーの手芸わたは洗濯可能ではありますが、使用後の状態を長く保つためには、やさしく扱うことが大切です。洗濯回数や使い方によって、耐久性にも差が出てくるため、使用前に用途と手入れの頻度を想定しておくと安心です。
ダイソーのマイクロわたはどんな用途に向いている?

ダイソーの「マイクロわた」は、その柔らかさと弾力性から、小型のぬいぐるみやクッションの中綿として適しています。特に、ふんわりとした仕上がりを求めるハンドメイド作品に向いています。
この「マイクロわた」は、極細の繊維で構成されており、手触りが非常に滑らかです。そのため、肌に触れる部分に使用しても違和感が少なく、快適な使用感が得られます。
例えば、赤ちゃん用のぬいぐるみや、顔に触れるクッションなど、デリケートな用途にも安心して使用できます。また、繊維が細かいため、形状の調整がしやすく、細部までこだわった作品作りが可能です。
ただし、大型のクッションや頻繁に使用するアイテムには、耐久性の面で注意が必要です。長期間の使用や頻繁な洗濯には、他の中綿素材と比較して劣化が早い可能性があります。
ダイソーの綿(ワタ)はどこに売っている?売り場の場所とは

ダイソーで「綿」を探す際は、主に手芸用品コーナーをチェックすると見つけやすいです。このコーナーには、ぬいぐるみやクッション作りに必要な材料が揃っており、中綿もその一つとして取り扱われています。
商品の配置は店舗ごとに異なるため、見つからない場合は店員に尋ねるのが確実です。また、ダイソーの公式オンラインストアでも中綿製品を取り扱っているため、店舗で見つからない場合はオンラインでの購入も検討してみてください。
ぬいぐるみに使う綿(ワタ)はどれがいい?ダイソーと100均他社を比較
- セリアの綿(ワタ)はどんな感じ?ダイソーとの違い
- キャンドゥの綿(ワタ)はぬいぐるみに使える?
- ダイソーのつぶわたは細かい部分に使いやすい
- ぬいぐるみ作りにおすすめの綿(ワタ)を100均で比較してみよう
セリアの綿(ワタ)はどんな感じ?ダイソーとの違い

セリアで販売されている綿は、全体的にしっかりとした質感が特徴です。手に取った瞬間に感じるのは、やや硬めで密度のある触り心地。ふわふわというよりは「コシがある」といった印象を受けます。
この綿の特徴として、小さな繊維の塊が多く含まれており、空気を多く含むというよりは詰まりやすい構造になっています。つまり、同じ量でもふくらみが少なく、少ないスペースにぎゅっと詰められる点がポイントです。
ぬいぐるみに使った場合、形がくずれにくく、立体感をしっかり出したいときに向いています。例えば耳や手足など、輪郭をくっきり出したいパーツに適しています。ただし、柔らかさやふんわり感を重視したい場合には不向きかもしれません。
一方、ダイソーの一般的な綿は繊維が細く、空気を多く含むため、ふわっと軽い仕上がりになります。軽く柔らかい触り心地を求めるなら、ダイソーの綿の方が扱いやすい場面も多いです。
このように考えると、セリアの綿は「形を作りやすいが少し硬め」、ダイソーの綿は「ふんわりしていて扱いやすいがへたりやすい」という違いがあります。どちらが良いかは、作りたいものの用途や仕上がりの好みによって使い分けるとよいでしょう。
キャンドゥの綿(ワタ)はぬいぐるみに使える?

キャンドゥの綿は、ダイソーやセリアに比べて取り扱いの店舗がやや限られる傾向にありますが、見つけた場合はぬいぐるみ用途にも十分使える素材です。
触り心地はセリアの綿に近く、ややゴワゴワとした感触がある一方で、指で簡単にほぐせる柔軟性も持ち合わせています。つまり、手でよく揉みほぐせばふんわりとした質感を出せるため、形を整えながら詰めることが可能です。
実際にぬいぐるみに使用する場合、細かいパーツやしっかりと自立させたい部分には向いています。ただし、繊維がやや粗いため、繰り返しの洗濯や長期使用で中身が寄ってしまう可能性もあります。ふんわり感を長く保ちたい作品には、詰める量や使い方に工夫が必要です。
また、価格と容量のバランスで見ると、キャンドゥの綿も110円で購入できるため、お試し用途や練習作品には適しています。ダイソーやセリアの綿と組み合わせて使うことで、それぞれのメリットを補い合うこともできます。
このように、キャンドゥの綿はぬいぐるみ作りに使える素材ではありますが、使用感には好みが分かれる可能性があるため、まずは小さな作品で試してみるのがおすすめです。
ダイソーのつぶわたは細かい部分に使いやすい

ダイソーの「つぶわた」は、通常のふんわり綿とは異なり、小さな粒状に加工された中綿です。この形状が、細かいパーツをしっかり詰めたいときに非常に役立ちます。
つぶわたの特長は、手でぎゅっと詰めることができ、隙間にも入り込みやすいことです。たとえば、ぬいぐるみの耳やしっぽなど、丸みや形状をしっかり出したい部分では、柔らかいわたよりも使いやすさを実感できます。
また、繊維同士がまとまっていないため、詰め具合の調整がしやすく、部分ごとの硬さをコントロールしやすいのも魅力です。指で押し込んでもバラけにくく、狙った形をキープしやすくなります。
ただし、全体をふんわりさせたいときには不向きです。つぶわたは見た目以上に重さがあり、詰めすぎると硬くなってしまうため、大きなぬいぐるみやクッション全体にはあまり向いていません。
こうしてみると、つぶわたは「形を整える」のに特化した素材といえるでしょう。細部まで丁寧に詰めたいときや、表情を作る顔まわりなどに使うと、より完成度の高い作品に仕上がります。
ぬいぐるみ作りにおすすめの綿(ワタ)を100均で比較してみよう

100円ショップで手に入る綿にはさまざまな種類があり、用途によって選ぶべき素材が変わります。ここでは、ダイソー・セリア・キャンドゥそれぞれの綿を比較して、ぬいぐるみ作りに向いているものをご紹介します。
まず、ふんわりとした仕上がりを目指す場合は、ダイソーの「手芸わた(110g)」が扱いやすいです。柔らかく軽いので、ぬいぐるみ全体をふわっとまとめたいときに適しています。ただし、時間が経つと少しへたりやすい点には注意が必要です。
次に、形をしっかり出したいならセリアの綿がおすすめです。やや硬めで密度があり、輪郭をくっきり出したい顔や足部分によく使われます。詰めすぎてもへたりにくいため、長く飾るぬいぐるみには適しています。
キャンドゥの綿は、セリアに近い質感ながら、少しほぐしやすくバランスが良い印象です。詰める際に調整しやすく、小さめの作品や試作品づくりにも向いています。ただし、店舗によっては取り扱いがない場合もあるため注意が必要です。
さらに、ダイソーの「つぶわた」は細かいパーツ専用として使うのがベスト。耳や鼻、しっぽなどの小さな部分にピンポイントで使うと、形が崩れにくく仕上がりに差が出ます。
このように、ぬいぐるみ作りには「全体用」「補強用」「細部用」と目的に応じて綿を使い分けることが大切です。すべて100均で手に入る手軽さも魅力なので、まずは少量ずつ試して、自分に合う綿を見つけてみるのがよいでしょう。
ダイソーのぬいぐるみ作りに使える綿(ワタ)まとめ:種類豊富で用途に応じて選べる!
- ダイソーではぬいぐるみ作りに使える綿が複数種類ある
- 主な種類は「手芸わた」「マイクロわた」「つぶわた」の3つ
- 手芸わたは軽くて柔らかく、ふんわりとした仕上がり向き
- マイクロわたは弾力があり、形を保ちたい作品に適している
- つぶわたは粒状で、細かいパーツの詰め物に向いている
- 手芸わたは時間が経つとへたりやすい特性がある
- マイクロわたは滑らかな手触りで肌に触れる部分に適している
- つぶわたは狙った形を保ちやすく、顔や耳などの造形に最適
- 手芸わたは洗濯可能だが、ふんわり感が失われる場合がある
- マイクロわたとつぶわたは洗濯後も型崩れしにくい傾向にある
- ダイソーの綿は主に手芸用品コーナーで販売されている
- 店舗によっては生活用品や園芸用品コーナーにある場合もある
- オンラインストアでも購入可能で、探しやすさに差がある
- セリアの綿はしっかりした質感で立体感を出しやすい
- キャンドゥの綿はややゴワつくが調整しやすく初心者にも扱いやすい